週刊誌ライター
 本当なら会社をズル休みして、自宅で寝ておきたいのだが、そうもいかない。


 記事を書く時は、やはり必死だ。


 別にあたしとしても、いずれフリーになれば、贅沢に時間を使えるようになると思っている。


 焦らない。


 任されたことを、一つずつこなしていく。


 疲労困憊していた。


 日々ずっと。


 会社では孤立している。

 
 同僚や上司とは何も話さないのだ。

 
 それで雑誌社って表面上は回るから、怖い。


 常に独りきりだ。


 合間の食事休憩なども、単身で行く。

 
< 803 / 902 >

この作品をシェア

pagetop