週刊誌ライター
第254章
     254
 金曜になると、土日は寝て過ごせると思って、少し嬉しい。


 慢性的に寝不足である。


 6時間睡眠、18時間活動というのは、やはり無理があるのだ。


 昼間はずっと記事を打つ。


 ライターとしてのキャリアは6年以上あるのだが、まだ下っ端だった。


 早くこの会社を抜け出さないと。


 常々そう思っていた。


 今の自分は、何かしら自分らしくない。


 雑用ばかりで、記事の執筆に対しても、思ったように時間が取れてないのだ。


 ただ、あたしとしては、いずれ離脱する方向でいる。


 これ以上、ここにいても得はない。


 サラリーマンでも遠慮なしに首を切られる時代だ。
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