週刊誌ライター
第269章
     269
 以前から、平日の仕事の合間に、ライター公募などの書類を作成して、送っていた。


 そして遂に、契約を結ばないか、という誘いが来たのである。


 あたし自身、急に風向きが変わってきた。


 そう長い期間じゃないにしても、コツコツ書き続けている。


 やっと実を結ぶのかと思う。


 単なる週刊誌業界内部でのことも、いろいろあった。


 仮にフリーになれば、今の社は真っ先に辞める。


 辞表などはいつでも出せるように、パソコンで打って印字していた。


 とにかく、今は吹き始めた風に乗るだけだ。


 いいと思う。


 流れ的にも。


 組織など、一人欠けても動く。
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