害悪女の吐き溜め
ずっと、ずっと、
探し求めてきた。

「所詮男なんてゴミで。信用してはいけない。」

そう、言い聞かされてここまで来た。


だけど、ボクはそれを信じたくなかった
どこかにいる王子様を見つけたかった


だから、たくさん関わった。
でも…
最初は優しかったあの人も。このひとも。


時間が経てば
優しさなんて無くなって、
だんだん飽きられていく…


やっぱり所詮男なんてそういう生き物で。

捨てられるのが怖くて。
自分から離れていった…



それでもボクは、希望が欲しかった
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