イケメンたちとBeach Time《完結》

☆真実

「ハルナ~!!!
ジュースちょうだい!!」



昼下がりというのに、
太陽は容赦なく砂浜を照り付ける。


そんな海の家では、
真っ黒なコウタくんが
子犬のような笑顔でお金を差し出した。



「はい。ありがとう」



あの花火の日から、
コウタくんは毎日のように、
遊びに来ている。


そして、
アタシに話しかけるのだ。


デートしよう、遊びに行こう…
そんな話題ばかり。


額に汗を流しながら働くアタシにとって、
こういうのって正直、ウザい。


でもお金を払ってくれる以上、
テキトーには出来ないんだよね(>_<)

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