「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。

-2-


何杯目かのグラスを空けた時に、テーブルの上のスマホが鳴った。

「…はい」

「…聖哉? 私…」

「……うん?」

少し飲み過ぎたのか、頭が回らない。

「わからないの? 優梨よ」

「…ああ、ユリか、」

回らない頭で、ぼんやりと応じる。

「行ってもいい? 今から」

「……何しに?」

一人で酒を飲んでいるところに、今さら女に部屋へ来られるのが鬱陶しかった。


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