ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
腕枕をしていたナオの手が動いてアタシを抱きしめたからだ…
「ちょ…ナオ、何寝ぼけて…」
振りほどこうとしても、ナオの手は、なかなか外れない。
ちょ……ナオ!?
寝ぼけてるワケ……!?
アタシは制服のスカートの中に入れてあったケータイを取り出すと、どうにか時計を見た…。
その瞬間、
アタシは目を疑った……。
10時…―――。
って……!!
「10時ッッ――!?」