オレンジの唄

深い夜

どれだけ長い夜なのだろう？
どれだけ深い夜なのだろう？


厳しい夜は なおも続く
辛い夜は なおも続く
苦しい夜は なおも続く
終わりの見えない夜が続く
終わりの見えない深い夜


ぼくはもう耐えることができない


でも もし もうすぐ夜が明けるなら
あと ほんの少しだけ 頑張ろう
朝が来るのを ここで待とう


深い夜


騙し騙しでも 耐え忍ぼう
深い夜を耐え忍ぼう


明けない夜は ないのだから
あと ほんの少しだけ 頑張ろう


いつまで頑張らなければならないのか
ぼくは疑問に思うのだけど


「もうすぐ夜は明ける」
そう 自分を騙しながら
今 この瞬間を乗り切ろう
けして 明けない夜は ないのだから


どれだけ長い夜なのだろう？
どれだけ深い夜なのだろう？


いつまで待てば良いのだろう？
いつまで頑張れば良いのだろう？


ぼくには全く わからないけど
長い道のりを振り返れば
それは 一瞬のはずだから


この一瞬を乗り切ろう
明けない夜は ないのだから
けして 明けない夜は ないのだから
だから この瞬間を耐え忍ぼう


厳しい夜は なおも続く
辛い夜は なおも続く
苦しい夜は なおも続く
終わりの見えない夜が続く
終わりの見えない深い夜


それでも 明けない夜は ないのだから
この一瞬を乗り切ろう
この瞬間を耐え忍ぼう


深い夜
誰もが感じる 深い夜


深い夜
誰もが感じる 深い夜