輝赤精マヤ
「あと私の先代はあなたのお母上。ハビン様よ」


「お母様が先代」


「そうよ。とても優しくお美しい方だった」


「お母様がよくいっていた里の者はリマのことだったのね」


「ハビン様は未来を予知する力を持っていた」


「リマにもあるの?」


「うん。紫精は言葉で物事を操ることもできる」


「本当に伝説ね」
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