【完】☆真実の“愛”―見つけた、愛―1
「――側にいる。ずっと、側にいてやるから……だから、散々、泣いたその後は、早く、いつもの沙耶に戻れ」
「……ふっ、ふえ……っ」
ポロポロと、涙が溢れてく。
前世と同じで、大切な人の血に自身の手を染めてしまった彼女の懺悔。
『私は、こんなことのために草志と別れたんじゃないのに――……っ!!!』
心を壊して、戦い抜く。
そんな戦いは、二度とさせるものか。
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