病院は苦手なんです!


ずっとー車を見ていたら…


運転席から夏樹がおりてきた。


え?この車…夏樹のだったの?


「どうぞ…ひな」


助手席のドアを開けてくれた。


「ありがとう♪」


助手席に座ると夏樹がドアを閉めてくれて

運転席に戻る。


「この車って夏樹の?」


「えっあ、そうだけど…どうかした?」


お互いシートベルトを付けると車を動かした。


「…夏樹ってお金持ちなの?」


「うん…そうなるのかな〜
医者やっている人は皆お金持ちだと思うよ」


「そうなんだ~」


「あ、そうだ…葵と美夏が心配してたよ…
ひな、入院中…二人と連絡取りあってなかっただろ?」


「あ!」


「心配してたよ二人ともw」

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