私の軌跡〜キミと夢見た永遠〜
「ありがとうね、笑梨ちゃん。」


あ、


「すみません、練習の邪魔しちゃいましたね」



「ううん、良いんだよ。笑梨ちゃん。あいつはなんでも1人でやろうとするし、ちょっとくらい俺たちを頼って欲しかったんだ。多分あいつ自身もこれでなにかに気づけたんじゃないかな。だからありがとう」



お兄さん…



「すみません、私まー君見てきます」



そう言って私は体育館を出た
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