さつじんきと同居

〇●〇●

公園を出て北に真っ直ぐ行ったところ、ここがみおくんの家。

「わぁ!!おっきい!すごいね!みおくん!」

私がそう言うと照れくさそうに頭をかいた。

「まぁ、中に入りなよ」

「うん!」

中はどんな感じになってるんだろうと内心ウキウキさせたまま歩き出した。

「ほら、ちゃんと前向いて。コケるよ」

みおくんの心遣いもガン無視で中に入る。

中も想像どうりでとてもキラキラしていた。
ちゃんと整理もされていて、床もピカピカだった。
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