午前3時、君と思い出が星になったら。



[ Rui side ]




「話すことはありません。失礼します。」




そう言って図書館の中へ戻ってしまった
こと。



「まぁ、無理もないか…
にしてもどーすっかなぁ…」



白くて大きくて無機質な建物を見上げる。




正直、俺には時間が無い。





かといって追いかける手段もないし。


ここから出れないし。




しょうがない、明日。




また明日、君が来たら。





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