君に華………三日間の奇跡…………
彼女は、どんどん私から離れてく。


そんな彼女には、私は追いかける。


追いかけては離されて、その繰り返し。



『やだ‼

美咲、行かないで‼私を一人にしないで‼』



泣く私に、美咲は顔を歪ませる。



「遥……………そんな悲しいこと言わないで。

あたしは、ちゃんと、いるから。


一人になんて、しないから。


泣かないで。 

あたし、此処にいるよ。」


どくん、と、心臓が高鳴った。



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