色のない世界

紅蓮との出会い

『……最悪』

只今屋上の扉の前にいます。
けど、鍵が閉まってました。

めんどくさいけど仕方ないかと、ポケットの中から針金を取り出す。そしてピッキング☆
暫くすると

カチャ

と音がした。

『開いた開いた!さて、寝よっと』

初日からサボるなって?別にテストで点取れるから欠点にはならないもん。主席日数?煌ちゃんが何とかしてくれるって言ってた。それが私がここに通う交換条件の1つだからね。

そして私は寝転がり、目を瞑った。
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