尊敬と恋愛
タイトル未編集
私が小さい頃のこと。
私は小学校の時、お父さんに連れられてある場所に来た……
中はとても広い図書館だ、音がよく通るであろう館内に人影は見当たらなかった____広くて見えないだけなのかもしれないけど……
これでもかと言うくらいに本が並んでいる中ある1冊の本をおもむろに手に取りパラパラとめくったんだ。

表紙の一番最後にはある学者の名前と写真が載っていた____若くて、優しい微笑みを浮かべていた。

「ファー……ブ…ル」
そっと呟いたところで、ドアが開く音がしたと思ったら館内に一番聞いたことのある声が響いた

「たんぽぽ、お遊びは終わり、こっちにおいで」
お父さんが入口の扉を開けて立っていた
「お父さん!」
私はその本を閉じておとうさんのもとにかけていったんだ

そのまま、図書館のある建物のかいだんをあがり、ある講堂のような場所にはいっていった
ある人の講演だったことに気が付かないで、寝ていたんだ____気がついたらそれはもう終わっていてお父さんが私を起こしたんだそれから私の腕を引いて講演をしたであろう人物のまえにつれていた、しばらく何かを話していたが、その頃の私はその言葉を理解出来なかったひとつ分かったのは私がさっきまで読んでいた本に載ってた写真の人と同じということ

『初めまして、たんぽぽ、私はファーブル、フランスで科学者をしているんだ』
これが私にとっての全ての始まりだった……この一言が、私の人生を変えたんだ……
あなたを慕い、この頃からまっすぐと貴方の隣にいれる科学者になるために____



あまりにも道は険しかった、高校は思うところに入れず、落ちてしまった。
それが悔しくて行った高校は一番で、推薦を受けて科学系の大学生に行った。
そこで、だれよりもがんばって、私は、憧れであり慕うファーブル先生から留学に来ないかという誘いを受けた____

『絶対に行きます!』笑顔でいい私はフランス行きを決意した____この決断と行動がお互いを苦しめることになることを分からずに
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