ある夜の出来事
でも、さらにその言葉には続きがあって。
「もしよかったら、お詫びに何かご馳走させてくれませんか?」
まさかの誘いに正直戸惑ったけど。
「結構です」
そう答えるのが普通でしょ。
ただ好意で言ってくれてるのかもしれないけど、
今のこの状況なら、やっぱりこう言ってしまうよ。
でも、なぜか彼は諦めなかったんだ。
「あの、ナンパとかじゃないです。
ほんとに申し訳ないから…。
お腹…すいてません?」