逆らえない友達
あたしは意を決して藪へと足を踏み入れた。


ドクドクと胸が脈打っている。


身体がこわばって、うまく動かない。


震えるからだに鞭を打ち、藪を進んでいくと、不自然に土が盛り上がっているところがあった。


間違いない。


ここだ。ここにあの犬が埋まっているのだ。


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