僕の恋人
美咲も同じ気持ちだった。


ひと時はボクと離れて実家へ戻ろうと考えていたらしいけれど、やっぱり最後までボクと一緒にいたいと思ってくれたのだ。


それからボクらは毎日一緒に目覚め、一緒に眠る生活を送っている。


美咲をベッドへ寝かせて3本目の映画を見ていると太陽が沈み始めていた。


「もうこんな時間か」


枕元にある時計を確認して呟く。


そろそろ買い物に行かないと、夕飯の準備ができない。
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