僕の恋人
「塩分を控えた料理がいいみたいだな。今日から実践してみるよ」


「ごめんね、なにもかもやってもらって」


「そんなこと気にする必要ないよ。美咲はボクのそばにいてくれるだけでいいんだから」


そう言って、ボクは美咲の体を抱きしめた。


いつもより一回りくらい大きくなっている美咲の体。


そう、君はボクのそばにいてくれたらそれでいい。


ボクはこんなにも君に尽くしているんだから、何も心配はいらないよ。


ボクは美咲の髪を撫でた。


指先に数本の髪の毛が絡み付いてくる。
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