見えない・・心
3☆☆トラウマ

···告白


大学二年のクリスマス(25日)も
仲間達とワイワイ騒いで過ごした。

理人君とは、付かず離れず
暇なときは食事に行ったり
休みが会えば、出掛けたり・・・

理人君は、とても優しくて
私を大切にしてくれる。

わかっているのに
最後の一歩が進めずにいた。

さらに一年経ち
大学三年の12月になった時
理人君から
「クリスマスイブの日
    空けといて欲しい」
と、言われた。

私は、クリスマスイブに
家から出ることを
 ·····していない······
    ·····できない····

だから・・・

日にちを変更してもらった。

25日・・・

映画を観たり
ショッピングをしたりして

イルミネーションの綺麗な通りを
二人で歩いた。

すると・・・
理人君が急に立ち止まり
「榎音ちゃん。
やっぱり君が好きだ。
俺と付き合って下さい。」
と、言った。

私は・・
「はい、よろしくお願いします。
長く、待たせてごめんなさい。」
と、言うと

理人君は、キョトンとして・・

「あの?理人君?・・・」

「・・えっ、本当に?まじで?」
「うっ・・うん。」
「あ・・・ありがとう。
ずっと、待つつもりでいたけど
俺っ、最高!!」
と、理人君の喜びようときたら
凄くて・・・

こちらまで照れてしまい・・
うつむいていると

顎を持ち上げられて唇に、
チュッとキスをされた

びっくりして固まっていると・・・

そのまま、抱きしめられて
「ごめん、あまりにも榎音が
可愛いかったから。」
と、言われた。

多分、私はゆで蛸状態

すると、理人君が
「榎音ちゃんが、いいと言うまでは
この先には進まないからね
だけど、今日からは榎音と呼ぶから
榎音も理人と呼んで欲しい。」
と、言ってくれた。

私は、少しずつ
このまま進んで行けたら
いいなあ、と思っていた。
< 3 / 108 >

この作品をシェア

pagetop