誰も知らない彼女
私って、特定の人しか気が合わないと思っていたんだけど、そうでもないのかな?
気が合う人がいることはいいことだけど。
何度かパスの練習をして、再び私にボールが来たとき、どこからか誰かの悲鳴が聞こえてきた。
「ぎゃあっ! やめろーっ‼︎」
いや、誰かなんてもうわかってる。
気になって声のしたほうに視線を向けた瞬間、嫌な予感が的中したと思った。
得点板を倉庫からもうひとつ持っていこうとしたらしい若葉が由良と秋帆に止められ、突然暴れはじめた。
って、ん? “暴れはじめた”?
誰が? って、若葉が……?
予想していなかった光景に、自分の目を疑う。
なんで?
ふたりはただ若葉の前に立っただけなのに、それだけで若葉は狂ったように暴れはじめたのだ。
これはどうなってるの?
体育館にいる全員が目を丸くして、若葉の暴れ狂う様子を呆然と見つめている。
ネネとえるといっちゃんも若葉の豹変ぶりにびっくりしているらしい。
「えっ……なになに? なにごと?」
「じ、冗談にもほどがあるって」
気が合う人がいることはいいことだけど。
何度かパスの練習をして、再び私にボールが来たとき、どこからか誰かの悲鳴が聞こえてきた。
「ぎゃあっ! やめろーっ‼︎」
いや、誰かなんてもうわかってる。
気になって声のしたほうに視線を向けた瞬間、嫌な予感が的中したと思った。
得点板を倉庫からもうひとつ持っていこうとしたらしい若葉が由良と秋帆に止められ、突然暴れはじめた。
って、ん? “暴れはじめた”?
誰が? って、若葉が……?
予想していなかった光景に、自分の目を疑う。
なんで?
ふたりはただ若葉の前に立っただけなのに、それだけで若葉は狂ったように暴れはじめたのだ。
これはどうなってるの?
体育館にいる全員が目を丸くして、若葉の暴れ狂う様子を呆然と見つめている。
ネネとえるといっちゃんも若葉の豹変ぶりにびっくりしているらしい。
「えっ……なになに? なにごと?」
「じ、冗談にもほどがあるって」