甘きゅん恋愛のすすめ



なんでそんなこと、知らない女の子に言えちゃうの……?



抱き枕なんてそんな……。



あたしが本当に望んでると思ってる?



ーーーだめだ。ここにいたら。
ここにいたら、泣いてしまう。



そう思って立ち去ろうとした瞬間。



「ふわ子?」



あたしの後ろから聞こえたのは、聞いたことのある優しい声で。



「何してるの?」



振り向くと、不思議そうな顔であたしを見る佐々木くんが……。



あれ、何でだろう。
佐々木くんの顔が、歪んで見える……。

< 121 / 272 >

この作品をシェア

pagetop