甘きゅん恋愛のすすめ



扉を押すと、カランコロンと鈴が鳴って、途端に紅茶のいい香りがあたし達を包み込む。



あれから佐々木くんが連れてきてくれたのは、小さな隠れ家みたいな、こじんまりとした落ち着いた雰囲気のカフェ。



でも所々に可愛い小物が置かれていたりして、すごく好きな感じ。



「いらっしゃいませ」



入ってすぐ、少し階段を登ると髪をひとつにまとめた、綺麗な女の人が出迎えてくれた。



「いつものとこ、いいですか」



「空いてますよ」



慣れた雰囲気で、佐々木くんは席に向かう。

< 129 / 272 >

この作品をシェア

pagetop