透明な毎日だった。
1章 ありふれた出会い
「3組かぁ。」
僕はクラス替えの紙を見上げていた。
すると隣にも同じような呟きが。
思わず振り向くと、整った顔立ちだがどこか幼い印象をもたらす少女が立っていた。
「あっ、もしかして同じクラス?
私今日から転校してきたんだぁ。
谷染 水澄 っていいます、よろしくね。」
やっぱり。話し方もおっとりしていてかわいい。
(…いやいや)
「僕は雪西 光。よろしく。」
思わず素っ気ない挨拶になってしまった。
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