また会えるその日まで。2
次で最後かぁ。
お別れは嫌だ。
でもお姉ちゃんが苦しむかも。
それは嫌だ。
だからお姉ちゃんとのお別れを惜しみながら自転車で行った。
着いた。
そこには居るはずのないお姉ちゃんがいた。
「はい。最後の手紙。愛。私とお母さんの分まで幸せになってね。たくやも育児の事はこのノートにかいてあるから頑張ってね。空にはお姉ちゃんが早く結婚してね。って言っといてね?じゃあね。また、すぐにね。」
「だめ!行かないでよ!てかなんでここに?」
「未練があってここに居座ってたの。ゴメンね。弱いお姉ちゃんで。バイバイ。大好きよ。」
シュゥ。キラキラ!
消えた。
泣きながら手紙を開く
カサッ!
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