また会えるその日まで。2
コッコッココッコッコッ。
待ち合わせ場所についた!
後10分くらいで時間だ。
15分後。
……来ない…。遅すぎる!
スマホを見てみる。
LINE一件。
優からだ!もう!なんなのよ!
「今日寝坊しちゃった!後1時間くらい掛かりそうだからどっかで暇つぶししてて!」
はあーー?!あのやろう!
「はあーー?!あんた馬鹿?!後1時間くらい掛かるとかふざけんな。どっかでお茶してのんびりしたから帰る!もうあんたとは会わないから安心してね。別れよう。さようなら。LINEも連絡先も全部あんたのは消します。さようなら。」
「ごめん…。お願いだからお茶してずっと待ってて。お願い。」
電話する。
「もしもし?私だけど。何で今日という今日に限って1時間も待たされなきゃいけないわけ?」
「ごめん!ほんとごめん!実は夢月にあげたいものを遠くまで買いに行ってて遅くなるかもしれないんだ!」
「そうなの?じゃあまーいっか。今日だけだよ。遅刻を許すのは早く来てね。じゃあね。」
「おう!」
ぴっ!
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