必然的な運命
12.怪しい同期くん
「「かんぱーいっ!」」

先週に続き今週も居酒屋にいるだなんて思ってもいなかった。

同期にこんな人数がいたのかと思うほどの集団、ざっと20人くらいだろうか?

「山崎さんと大沢さんだ〜 珍しいね?」

「本当だ〜!部署が違うから全然会わないけど、元気だった?」

珍しい2人に自然と周りに人が集まった。

何人か仲のいい人もいるし楽しくない訳でもない。

けど、私はこの雰囲気があまり得意ではないみたいだ。
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