必然的な運命
「そんな専務も今はハーレム状態。麻美、大丈夫?お姉様方に取られちゃうわよ〜 」

「どうぞ、ご自由。私には関係ない」

千秋の周りには先ほど課長の周りにいたお姉様方が群がっていた。

かといって河原課長の周りには誰もいない……訳もなく、ここぞとばかりに待っていた控えめな女性達が群がっていた。

何なんだ、このハーレム2人。

残った男性陣は柴田課長と熱い飲みを交わしているし。

「さぁ!食べよっ。折角のご飯が冷めちゃう」

「じゃあ私は飲みもの頼んでくるね〜」

ハーレム野郎なんて私にはどうって事ないんだから… と目の前の料理に手をつけた。
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