ぶっ飛びプリンセス
「お前を妻に迎えたから、ロージィは諦めたと思ったんだがなぁ…甘かったか」
はぁ…っと溜息を着くリオン様
「あの…不機嫌ながらも…私と結婚したのって…その為ですか?」
「まぁな。お前と結婚した理由は二つ。ロージィを追い払うためと、世継ぎを産ませる為。誰でも良かったんだけど…強制的に結婚式を組まれたからな…もう、考えるの面倒くさくなって結婚した」
うわぁ…それ言っちゃうんですね?
他ならぬ私に!
愛ないの分かってましたけど!
分かってましたけど!!
「道具ですね?私」
「だな」
リオン様…道具扱い否定しません
「まだ妊娠したくないです」
「それは聞いた。1年位なら遊んでていい。悔いなく遊べ。その後は問答無用で産ませる」
優しいのか…
優しくないのかわかんない…
でも、思った以上に猶予くれた
1年あれば遊び尽くせる気がする
「わかりました!1年全力で遊びます!そしたら、頑張ってリオン様の子を産みます」
「あぁ、よろしく」