ぶっ飛びプリンセス

その日から、リオン様と食事する事になったとは言え…リオン様は忙しい身の上
その頻度は少ない

でも、いいんだ!
だって、アイルと一緒にご飯を食べれるし

ちなみに、今日もアイルとご飯
リオン様は2日前くらいから他国に出張中だ


「ルナ様と一緒に食事を取れと言われた時は何かと思いましたよ」

「うん、ごめんね。私の我が儘に巻き込んで…」



私の部屋でアイルと二人で朝ごはんを食べている


「王族の方とお食事なんて異例過ぎて最初は緊張しましたよ」


王族は威厳を守るため誰とも食事を共にしない
っと言われていたらしい…

あながち、間違ってない


「でも…ルナ様は意外と寂しんぼさんだったんですね」

「うん…そうみたい」


ガルデニアでワイワイしてたのが普通だったからね…


「そして、それに気付いちゃうリオン様。ルナ様を気遣っていてとても微笑ましいです。愛ですね」

「そう…かな?」


愛…?
それは、どうなんだろう?
私…ただの道具だしなぁ…

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