俺は作家だ!!
作家の苦悩

俺は、夜眠れない事が多い。


そういう時はTwitterで眠れないと呟く。


周りの才能を見抜けない奴等は俺がただ眠れないと思ってるに違いないが次作の事で悩んでるのだ。


俺には、天賦の才能があってほとんど本など読まないが小説を書ける。

今は、ケータイ小説で我慢してるがそのうち芥川賞でも直木賞でも取れるだろう。


俺の場合は、才能が有りすぎてエンターテイメントも書けるし純文学も書ける。


だからエンターテイメント系の新人賞にも出すし純文学系の新人賞にも出すのだ。


神は、俺にそれだけの才能を与えたのだ。


今四十代後半だが諦めるどころか、何故まだ何も取れないのか不思議で仕方ない。




ケータイ小説でのファン数は、登録歴が長いのに三十人程だが俺の才能がいまいち分からないのだろう。


煙草を吸おうと思ったが、俺は煙草が吸えないしあんなのは昔の作家がやる事だ。


パソコンで最近名刺を作って裏に職業作家とだけ入れた。


クールだろう。


芥川賞か直木賞か菊花賞でも取ったらスピーチも考えてる。


風俗に行きたい等と言った作家は許せない。

読んでないが俺には分かるのだ。


俺には、表紙を見ただけで昔から大体の内容が分かる。


それに俺は、滅多に家も出ないし彼女も過去に居た事はないがリアルってのが分かるのだ。


天賦の才能だろうと思う。


ケータイ小説書いてる他の連中とはかなり違うがまあ、奴等はあれで満足してれば良いのだ。


俺の作品を過去に貶した奴の事を思うと無性に腹立たしいが俺は、奴より高みにいるから奴には分からないのだと思う。



可哀想な奴だなと思うが才能がない人間は、そんな物だと思うのだ。


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