不死身の僕と白い少女、黒い化け物と哀れな私
「お母さん?泣かないで」
妹は母の背中をさする。





僕は立ち尽くすことしかできなかった






母は僕を睨み
「出でいけ‼︎化け物!」
といい近くにおいてあった花瓶を僕になげつけた。




顔面に投げつけられとてもいたかった









僕は訳がわからないまま走って外に出た。
外は嵐。さっきまで天気が良かったのに




なぜ僕をさけるんだ。
精一杯考えた。




僕は下を向いてあるいた

街の人は僕をみて
「消えろ、化け物!」
いった。




こわくなり
僕は無我夢中に走り続けた。






いつの間にかさっきまでいた森まできてい





とても大きな水溜りをふんでしまった。
水の中は鏡のように空がうつっている






水溜りをみているとおかしいことにきがついた。
自分の顔が黒いんだ。




急いで手を見てみる。
真っ黒だ。



水の染み込んだ靴を脱ぐと足も黒かった。
僕の身体は闇のようにくろくなっていた。








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