放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
「あ、相川だ」
健人が送る視線の先にあたしも視線を送る。
すると、ゆっくりと自転車をこぎながら帰る美空に駆け寄る一人の人物が。
「大地か、あれ」
「そうだね。一緒に帰るのかな」
「いや、大地部活の練習着だから違うだろ」
遠くからみてもお似合いの二人。
直接本人が言ったわけではないが、美空は日向大地の事が好きに違いない。
日向大地は―――・・・。
「莉奈」
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