放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
葉月君の走るスピードが上がる。
そして―――――。
パアンッ、と号砲が鳴り響く。それと同時に盛り上がる応援席。
「くっそ・・っ、はあ・・・っ」
「どうだっ、だい、ち・・・っ」
一歩葉月君の足が前に出て、ゴールテープを先に切ったのだ。日向君は、2位だった。
息を切らしながらも、ゆっくりと地面に私を降ろしてくれた日向君。降ろしたと同時に、地面に座り込んだ。
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