放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
これが、最後のチャンスになるだろう。
審判が腕時計を確認した。
まって、まって。
まだ、まだ、彼らのステージの幕を下ろさないで。
スポットライトの役割を果たしていた太陽が、厚い雲に覆いかぶさられ、私達の前から姿を消した。
「・・・、」
酸素をこれでもかってくらい肺に溜め込む。
届いて、私の声。
日向君へ、届いて――――――
「―――大地っ!!頑張っ「大地先輩!!!!お願い、きめてっ!!!!!!」