それでも前を向く。

「...ふぅ、...ん、はぁ...」
キッチンへとたどり着いたころには私の体力は限界に近かった。
息は上がり、呼吸が苦しくて心臓が痛い。

...だが、こんな機会ないんだ。
私の兄は常に怒ってばっかりだし、ひとりになった時にくらいしかやれない。

シンクを伝って冷蔵庫の前へ。
冷蔵庫を開ければ中に入ってるものを見ていく。

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