八天王とわたし
「うっせえな!」  
「お、お兄ちゃん喧嘩は」
「~っ、わかってるよ!」
お兄ちゃんは、そのまま水浴び場まで歩く
「足見せろ、陸はおいてきたからな。」
「お兄ちゃんはいいの?あの人たち、仲いいんでしょ?」
「今は、鈴菜が優先」
水の威力を弱め、私の膝に優しくかける
「痛くないか?」
「うん、平気。ありがとう」
「ん、どういたしまして」
いつもは怒りっぽいけど、こういう時は優しいな
「あのね、きょ」
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