気まぐれ男子にご注意ください!



付き合えなくたって、神田くんに彼女ができるその日まで、神田くんを好きでいるくらい自由だよね!?





「はおってプラス思考なのかマイナス思考なのかわかんないわ」



「私はどこからどう見てもプラス思考だよしーちゃんっ!」



「そのくせに自分に自信なさすぎ」





そんなこと言いながら片手で私の頬を割と思いっきりつねるしーちゃんは、毒舌も相まって小悪魔に見える。



可愛いよ、小悪魔しーちゃん!





「うれしくないっつの!」



「いひゃい!いひゃいよしーひゃん!!」





また私の頭の中を読んできたしーちゃんがつねる力を強めたから必死に抵抗する。



もう…小悪魔通り越して悪魔って呼んでやる!!





「今だって、向けられてる視線に気づかないの、あんた」



「ふぇ?」





しーちゃんが私のほっぺつねったままだから変な声でちゃったじゃん!



しーちゃんのおばか!悪魔!





「向けられてる視線って…しーちゃんにでしょ?」




こんだけ可愛い親友が隣にいるんだから、男子も女子も、こっちをちらちら見てるのは私だって気付いてるよ?

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