いじめっ子には愛の鎖を






隣の淳太君を見る。

少しは動揺してくれたかな、なんて思ったのに、小林さんと楽しそうに何か話をしている。

そんな様子に愕然とした。




淳太君はどうしてそんなに余裕なんだろう。

あたしは、淳太君が小林さんと話をするだけで気になって仕方がない。

醜い嫉妬の気持ちでいっぱいになるのだ。





「やっぱり淳太とは仕事がしやすいわ」


小林さんが嬉しそうに言い、



「そうだな」



淳太君が頷く。

そこは否定してくれると淡い期待を持ったのがいけなかった。




「公私ともに最高のパートナーだと思うの」




その言葉に涙すら出そうになった。


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