いじめっ子には愛の鎖を



そんな淳太君は赤木さんの置いていったコーヒーを手に取る。

そしてパソコンの画面を見ながらそれを口に含み……

思わず吹き出しそうになる。

そして、顔を歪めてむせていた。





「どうしたの?」



不思議そうに聞く鮎川さんに、



「このコーヒー雑巾の味がします。

誰かが雑巾の絞り汁でも入れやがったんです」




淳太君はぶっきらぼうに告げる。

そして……




「君の舌は麻痺しているのか。

君には僕おすすめの最高級コーヒー豆『コピ・ルアック』を淹れてあげたのだが」




そう言って現れたのは、なんと赤木さんだった。


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