いじめっ子には愛の鎖を
翌朝……
淳太君の腕の中で目が覚めた。
見上げると、気持ちよさそうに目を閉じている淳太君がいて、無防備なその寝顔から目が離せなくなる。
こうやって淳太君と一緒に朝を迎えられることが信じられない。
起き上がると布団が落ち、身に何も付けていないことを知る。
慌てて布団で隠すあたしの腕を、
「……桃華……」
眠そうな淳太君が掴む。
例外なく触れた部分が発火し、顔にも飛び火する。
そして、胸がドキドキとうるさい。
「もう一回……」
掠れた声で淳太君があたしに告げた時……
机の上の古びた携帯のアラームが鳴る。
淳太君は眠そうにそれを取り……あたしは見てしまった。