君を離さない
アクシデント
俺は担任に頼まれたプリントを教室へ持って行く。

しかし、プリントは手から滑りやすく数も多い。

両手でプリントが落ちないように教室へ向かった。

橘「うわ~」

教室に入った次の瞬間、机につまずきクラスの女の子に抱きつくように倒れた。

女の子「キャ~」
 
俺は女の子の胸を両手で掴んだ格好になっていた。

橘「あっ!ごめん。」

女の子の悲鳴に皆こっちを見ていた

告白してきた直美も、そして結花も。

女の子は俺の顔をひっぱたいた。

俺は結花を見た。結花は教室から出て行った。

直美は怒って顔を横へ向けていた。

霧島「おー!決定的瞬間!ついに橘が女子のオッパイに手が伸びた!」

橘「違う。これは違うんだ。」

霧島「報道陣が俺にインタビューしてきたぞ。橘くんはどんな人でしたか?いやー、あいつは、いつかやると思ってました。」


橘「おい!霧島!自作自演するな!」

こりゃあ、しばらく誤解が解けそうにないなあ。



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