(完)嘘で溢れた恋に涙する
どうして忘れていたんだろう。



私に友達なんて、恋人なんて作る権利どこにもなかったのに。



身の程もわきまえず、調子に乗ってしまった。



私は悪者の娘であり、悪魔だ。



もう2度と笑うことも優しくされることも許されなかったのに。



< 94 / 381 >

この作品をシェア

pagetop