クレナイ姫
唯「こーちゃん、寝ていい?」



唯が俺に聞いてくる。



そう、俺はここにいる。


唯はここにいる。




まだ、大丈夫だから。


光「ん?うん。もちろん。でも唯、もうすぐだから横のソファーベッドで寝てね。」




そういって俺は自分が座っているソファの横のソファーベッドを指差した。





光「(零たちもあと数十分で来るだろうし。)」



唯「ん。わかった。おやすみなさ。」



唯、おやすみなさいの"い"まで寝るの待てなかったんだな。


可愛い❤


光「お休み。」




そう言って俺は唯に毛布を被せる。




  
少しでも、唯が笑っていられる時間を願って。





光sideend








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