クレナイ姫
同時に唯は俺が自分自身の過去を仲間である皆に話さず、ひとりで悩んでいることも見破った。



とても凄いと感じた。


そして、俺の仲間である桜麗の幹部たちに俺の過去を話すとその場で誓った。



唯が現れてから、この数分で止まっていたはずの歯車が動き始めた気がした。



いや、唯がいなければ俺たちの仲が止まっている事にも気づけなかったかもしれない。



でも、俺は、俺たちは、

動き始めるトキに一歩、勇気を出して踏み出したことで満足してしまっていた。










ーーーーーーこれから、ホウカイが始まると言うのに、、、、。



















零sideend










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