オレンジ〜どうしようもないくらい君が好きなんだ〜
まじか!って顔をする人。


何それ?はぁ?って顔をする人


友達とお喋りを始める人。



そして、
どこかで聞こえる牛の声。






でも、



「お!紅!!いいね!それ!」




天然にツンっと立った、
少し長い髪をした子が


日に焼けた肌から
白い歯をニッと出して



振り返って笑ってくれた。






結局、曲は決まらず
ぐてーっとして集まりは終了。



そんなことはどうでもいい。




今の私には



さっきの男の子の事しか頭になかった。





いや、それは決して下心とかでなく…








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