初めましての恋を。
1章
小鳥のさえずり。風の音。
入院以来、私は外にあまり出ていない。

高校2年生の夏。学校に行く。
学校なんてと思いながら歩いていたら、もう学校だった。ドキドキしながら教室に行った。
「吉野さん!?今日から復帰だったのね。
 この、クラスは明るいからすぐなれるわ」
私はコクリとうなづいた。担任の小野先生が席につくように声をかけた。そして私のかるく説明して、自己紹介をするようにと言った。
「初めまして。吉野美琴ともうします。」
ザワザワとざわめきだした。だから、嫌いなのだ!だってただの自己紹介なのに、一気にうるさくなるから…………
自分の席につく前に隣にペコっと礼をしてから座った。これからまた、新しい生活が始まる。
「吉野さんだよね?」
昼休みにそう声をかけれた。。。
「そうですけど。何ですか?」
どうやら何か言いたげだったのでそう聞いてみたら、急に話しはじめた。
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop