ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
嫉妬
『あれ〜歩どうしたの?
仕事は??』





久しぶりに会った姉貴は、マネキンに服を着せながら尋ねてきた。




「仕事はもう終わったよ。
それよりさ、ちょっと服見たいから一緒に見てよ。

一人で店内うろつくのは怪しいだろ?」



『メンズ服は置いてないわよ?』




「そんなの知ってるよ。俺のじゃなくて。

……服をあげたい人がいるんだ。だから早く接客すれよ」



驚いた顔をした後に、ニヤニヤする姉貴から、
恥ずかしくなって目を逸らした。





姉貴はOL層の年代が着そうな服屋で働いていた。


由宇さんに似合いそうな服置いてあると思ったんだ。



髪型だけでなくて、服も変えてもらおうと思った俺は姉貴の店を訪れていた。





メンズは置いてない店内を俺一人で物色なんて出来ない。





だから姉貴に一緒に見立ててもらおうって思ってたのに。






『えーっどういう事?何?彼女ができたの?いつから付き合ってるの?どんな子?可愛いの?黙ってないで何か言いなさいよぉ!!』




そんな一気に聞かれて答えられるかっ!!





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